ノーベル財団はノーベル賞の授賞式などに今年はロシアやベラルーシの大使も招待すると発表しました。去年はウクライナ侵攻を受け、招待を見送っていて、反発の声が上がっています。

ノーベル財団は先月31日、12月に開かれるノーベル賞の授賞式や晩さん会について、ロシアやベラルーシも含め、すべての大使を招待すると発表しました。

声明でノーベル財団は「世界はますます分断され、異なる意見を持つ者の対話が減っている。この傾向に対抗するため、自由な科学・文化、自由で平和な社会の重要性を理解するために招待者を広げる」「財団はノーベル賞の価値観を共有しない人びとにもメッセージを伝えたい」と訴えています。

去年は、ウクライナ侵攻を理由にロシアとベラルーシの大使は授賞式などに招かれませんでした。

ただ、ウクライナ侵攻は現在も続いていて、ウクライナ外務省の報道官は1日、SNSに「ロシア大使が立派なスーツを着てストックホルムのホールに座っている日に、ロシア軍はウクライナでさらなる戦争犯罪を犯し、多くの住宅地を破壊するだろう」などと投稿し、反発しています。