9月がスタートし観光地も秋の装いに変わってきています。金沢市の兼六園では、マツの剪定作業が始まり来園者に秋の訪れを告げています。

国の特別名勝・兼六園で1日から始まったマツの剪定。園内随一の枝ぶりを誇る唐崎松の葉むしりから始まり、6人の庭師が古い葉や余分な葉を丁寧にむしり取っていきます。

MRO 石橋弘崇アナウンサー「今まさに葉むしり作業が行われています。この作業ですが、このように黄色くなった古びた葉っぱを取り除くなどしてマツの形を整えているということです」

葉に光が当たったままの状態だとマツが太陽の方角へ伸び続けてしまうため、葉を取り除いたり枝を間引いたりすることで成長をコントロールし、形を整える必要があります。

「本当にたまたま来てこれやっていたので、良いタイミングで来られてうれしい」「足場も小さそうで細かい作業ができてすごいと思った」(来園者)

兼六園では9本のマツを剪定する予定で雪吊り作業が始まる前の10月中旬まで続けられます。