塩尻市が寄付を受けた土地に民間の賃貸マンションが完成しました。

市が土地の売却で得た資金は、医学生への奨学金制度に活用されます。

塩尻市広丘野村(ひろおかのむら)に完成したのは、総戸数72戸の9階建ての賃貸マンションで、1日に竣工式が行われました。


マンションが建つ土地は、すでに亡くなった所有者から市が寄付を受けたもので、公募型プロポーザルで、街の活性化などを目的にマンション建設を提案した市内の企業=チンタイバンクに売却されました。

マンションは賃貸型で9月9日から入居が始まる予定です。


市が売却で得た資金は、「福祉に役立ててほしい」との故人の遺志を尊重し、市独自の医学生への奨学金制度の基金に積み立てられたということです。