新型コロナウイルスについて、先週1週間に確認された宮城県内の1医療機関あたりの感染者の数は、29.54人となり5類移行後の最多を更新しました。その背景にはどんなことが考えられるのでしょうか。

仙台市太白区の「めざきクリニック」です。31日も多くの人が訪れ、検査を受けていました。目崎亨院長は、お盆明け以降感染者が増えたといいます。

めざきクリニック 目崎亨院長:
「お盆明けにちょっと増えて、今週は1日30人前後」

背景には、お盆で移動する機会が増えたことに加え、夏休みが明け学校が再開した影響もあると指摘します。

めざきクリニック 目崎亨院長:
「お盆が明けた影響と、学校が先週末に始まったのも少し(影響している)。学校が始まってから感染している方もいますね」

幅広い年代が感染しているものの、ほとんどが軽症で、陽性と判明しても冷静に受け止める人が多いといいます。

めざきクリニック 目崎亨院長:
「5類に移行してから、付き合っていこうという考えの方が多いので、個人ができる範囲で、それぞれが気をつけるということでいいのではないか」

目崎院長は今後も感染の波は繰り返されると予想していて各自、対策を続けてほしいと話しています。