新型コロナの医療警報が出されている長野県内では29日時点の入院患者が350人近くに上っていて、阿部知事は「地域によっては入院調整が必要になることもありうる」として感染予防への協力を呼びかけました。
県内では新型コロナ感染者が10週連続で増加していて、県は29日に、5類移行後で初めての医療警報を出しました。
阿部知事:
「重症化しやすい方が大勢いらっしゃる施設においては、感染が広がらないようぜひ多くの皆様にご協力をいただきたい」
県によりますと、新型コロナの入院者数は複数の医療機関で比較的大きな規模の集団感染が起きたことも影響し、28日時点で400人を超え、29日時点でも350人近くに上っています。

知事は31日の会見で「一部の地域では場合によっては入院調整が必要になるケースもある」と述べ、医療のひっ迫を防ぐため基本的な感染対策への協力を呼びかけました。














