普及が進み売電メリットが薄れた太陽光発電
さらに、今野さんの場合は、FITの対象期間となる10年を過ぎたため、現在は新たな契約による単価9円での売電となっています。
今野勇さん:
「最近は(火力)発電の燃料費が上がって、電気料金にも反映されていますので、私としては9円の単価もアップして、買取料金を上げてもらうということをできればお願いしたいと思っています」

普及が進んだことで売電のメリットが薄れてきた太陽光発電ですが、仙台市や県では住宅での共同購入を募るなどしてさらなる拡大を目指しています。
県の再生可能エネルギー審議会の委員を務める東北学院大学の板明果准教授は、こうした取り組みが、県民や企業が太陽光発電を始めるきっかけになればと考えています。