自宅で太陽光発電を行う男性

名取市に住む今野勇さん(69)です。自宅を建ててから7年後の2002年に太陽光発電を始めました。屋根の上に、24枚のパネルが並び、4キロワットの発電を行っています。初期費用に250万円あまりかかりましたが、自宅での消費と余った電気の売電により12年ほどで回収しました。

今野勇さん:
「だいぶ高価な買い物だったんですけど、今は(普及により)私の導入した半分以下の金額になっていますので、たぶん10年以内で元が取れるんじゃないかなと思いますね」

ただ、FITと呼ばれる国の固定価格買取制度では、買取単価が2012年度の42円から現在は16円に下がっています。

県内でFITが新たに契約された件数も、2015年度は5000件以上あったものの、その後は伸び悩んでいます。