あす9月1日は「防災の日」です。関東大震災からは100年となる節目の日。改めて災害への備えを見直してほしいと岡山市の百貨店で行われている防災グッズの特設コーナーを取材しました。

(杉澤眞優キャスターリポート)「岡山高島屋では、災害時や普段はアウトドア用品として使えるテントなどを、今年は新たに取り揃えています」

「防災の日」を前に約50種類の防災グッズが並ぶ特設コーナーです。

(杉澤キャスターリポート)「こちらのテントは災害用のトイレを置いて仮設トイレのスペースとして使うこともできますし、立ったまま入ると更衣室として使うこともできます。状況に応じて様々な使い方をすることができます」

日頃から防災への意識を高めてほしいと、収納や持ち運びが簡単にでき災害時以外でも使える商品を増やしています。

こちらは「車載用防災セット」。防寒やレインウェアとして使えるポンチョや緊急時用の笛など災害時だけでなく、渋滞に巻き込まれた際にも使えることから人気を集めています。

他にも食物アレルギーに配慮した非常食や折り畳み可能なヘルメット、水がなくてもトイレになる災害用のトイレセットなど。9月1日を、今持っている防災グッズを見直す機会にしてほしいと話します。

(岡山高島屋 真木鈴子さん)「1人1人(防災への)意識をしていただいて、できるだけ自分を守っていただけるように、『こういうものもあったら役に立つかな』ということで見ていただければ嬉しいです」

岡山高島屋ではあす(1日)、あさって(2日)の2日間、岡山市消防局の消防士と災害時の行動計画を作成するイベントなども開催されます。

防災グッズの特設コーナーは来月(9月)5日までです。

【スタジオ】
ーVTRにもでてきた非常食をスタジオに用意しました。かさばらないサイズで中にはスプーンも入っていて熱湯を入れれば15分で完成です。食物アレルギーも配慮されていて味も10種類近くあるため人気が高いといいます。非常食や保存水の賞味期限は3~5年のものが多いということで、岡山県内の百貨店やホームセンターでは防災の日に合わせコーナーを設けている店舗も多く、あす(1日)の防災の日を、ご自宅にある備えを見直す機会にしてほしいと話しています。