全国一斉の「建築物防災週間」にあわせ、金沢市の商業施設では31日に店内の防災設備の点検が行われました。

30日から始まった「建築物防災週間」は、火事や地震の被害を減らすため春と秋の1年に2度行われています。金沢市の商業施設「片町きらら」では、金沢市都市整備局の職員や消防署員らが2階で火事が起きた想定で防火シャッターが正常に反応するかなどを確かめました。

また職員らは非常用照明が十分な明るさで点灯するかや、避難経路上に障害物となる物が置かれていないかなどを点検していました。

金沢市都市整備局建物安全推進室・坂居聡室長
「避難経路の一部に何かものが置いてあって避難が遅れるということになると、人的被害に及ぶことがあります。常に適正な状態で施設を管理してほしい」

期間中は、県内約20の施設で防災点検が予定されているということです。