大部由美さん
「プロサッカーがあり、その上に代表選手があって。でもその底辺は普及活動なんだ、グラスルーツなんだ。それをレガシーとして受け継いでいくことが、ピラミッドの土台を作って底辺が広く大きくなって、頂点はさらに大きく強くなっていくんだということを勉強して、”そうなんだ!”と思ったんです。」

大部さんの指導を受ける子どもたちに話を聞くと。

指導を受けた子ども
Q.大部さんがすごい人と知っていた?
「はい」
「父さんが言ってたかな」
「楽しかった」

大部さんの現在の肩書きは、学校法人翔英学園はぐくむセンターのセンター長で、去年創設された「北斗ソアラフットボールクラブ」の監督です。北斗ソアラFCは、中学生・高校生を中心とした女子サッカークラブ。2022年に創設されたばかりでまだメンバーは少ないものの、一人一人の個性を大切に人材の育成に取り組んでいます。

北斗ソアラFCのメンバー
Q.あなたの目標は?
「みんなと一緒に上手くなることが目標です」
「ソアラでチームを組んで試合に出て勝つこと」
「高校生になったら国体に出たいです」
「プロになれればなりたいです」
「サッカー選手になりたいっていうわけじゃないですけど、サッカーを今までやってきたのでそれが何かに生かせたらいいと思います」

長年、選手やコーチとして日の丸を背負い戦ってきた大部さんから直接指導を受けられることは、彼女たちにとって何よりの財産です。

そんなメンバーたちに、大部さんはどんな存在なのか、聞いてみました。