サッカー女子日本代表、なでしこジャパンの元主将、大部由美さん。選手として、コーチとして、W杯やオリンピックなど、世界を相手に大舞台で戦ってきました。そんな大部さんが、東京オリンピックを区切りとして新たなステージへと踏み出しました。彼女が描く、次なる目標とは?

8月。なでしこジャパンのコーチとして東京オリンピックを戦った大部由美さんの姿が、鳥取県米子市内のグラウンドにありました。
大部由美さん
Q.現在は何をしているのですか?
「北斗ソアラFCというチームを立ち上げて、地域貢献するんだという覚悟を決めて1年ちょっと前にスタートしました。鳥取県はまだサッカーがなかなか女の子の中で普及していないので、そこを開拓していく価値はあるというか、もしかしたら自分にしかできないかもしれないと思って。」

この日は、小学1・2年生を対象に行っているサッカークリニックの日。大部さんと同じく鳥取県境港市出身の元プロサッカー選手、木下桂さんとともに指導にあたります。
子どもの練習を見守る保護者たちに、大部さんについて尋ねました。