笠岡市の伏越港(ふしごえこう)と白石島を結ぶフェリーが今年いっぱいで運休することが先日発表されました。これを受け、島の住民がきょう市長に陳情を行いました。

白石島の住民の代表らが笠岡市役所を訪れ、小林市長に陳情書を手渡しました。先日、笠岡伏越港と白石島を結ぶフェリーの運行を行う三洋汽船(さんようきせん)が今年いっぱいで運行を休止するとした発表を受けたものです。
住民らは既存の航路の統合や時間の再検討を行うことで、持続可能な運行システムの構築を図ってほしいなどと訴えました。

(白石・島づくり委員会 樋口栄吉 会長)「(白石島の)航路が絶対必要だと思いますので、その辺を強く期待しております」

(小林嘉文 笠岡市長)「今まで通りの条件とまで、なかなかいくかどうかわかりませんけど、全力でバックアップしてまいりたいと思っております」

笠岡市は今後、航路の問題について事業者や島の住民と協議する場を設けたいとしています。