アメリカ・ニューヨークで26日、日本の夏祭りをテーマにしたイベントが開かれました。最も多くのニューヨーカーが歓声を上げたのは、盛岡名物「わんこそば」の早食い大会でした。

ニューヨーク市の複合商業施設「ジャパンビレッジ」で26日「夏祭り」が開かれ、会場にはヨーヨー釣りや食べ物などの屋台が並びました。
今年のゲストには盛岡市が選ばれ、市の職員や飲食店関係者がニューヨークで「MORIOKA」をPRしました。
これはニューヨークタイムズの「今年行くべき52か所」の1つに盛岡市が掲載されたことがきっかけです。
舞台では伝統芸能「盛岡さんさ踊り」の実演と参加者が挑戦するコンテストが行われました。

(来場者)
「素晴らしかったです。4月に盛岡を訪れた時にさんさ踊りを見たんですよ!」
「こんな夏祭りがあるなら盛岡にぜひ行ってみたいです」

そして会場が最も盛り上がったのが・・・

(マイケル・ミラー記者)
「わんこそばを次から次に食べています!」

盛岡名物「わんこそば」の早食い競争。
12人が挑み、地元・ブルックリンに住む男性が1分間で30杯を食べて優勝しました。

(優勝したギャリー・チェンさん)
「いい経験になりました。たくさん食べたけどまだ少しお腹がすいています」
(東家 馬場暁彦 社長)
「見ている人たちの笑顔と歓声が全てかな。(盛岡は)色々といい風景だったり人がよかったり魅力的なまちなので、そこを味わってほしいので(チェンさんから)連絡ほしい」

ニューヨーク・盛岡間の往復の交通・宿泊券が贈られたチェンさんは、「盛岡でもそばを食べ、桜を見たい」と話していました。
アフターコロナの外国人観光客誘致に向け、「ジャパンビレッジ夏祭り」は盛岡の魅力を直接PRする絶好の機会となりました。