岡山市中区の就実大学・短期大学で学生に異文化への理解を深めてもらおうとタイの駐日大使を招いた交流会が開かれました。就実大学・短期大学を訪れたのは東京の大使館で日本政府と外交交渉を行っているシントン・ラーピセートパン駐日タイ王国特命全権大使です。
交流会はきょう(28日)、岡山市内で大使が講演会を開くのに合わせ学生たちに異文化への理解を深めてもらおうと企画されました。希望した大学生ら15人が参加し大使は仏教国のタイでは僧の飲酒が禁じられていることやLGBTに対する理解が進んでいることなど文化の違いについて幅広く説明しました。

(参加した大学生)「今回のお話を聞いてタイの文化は面白いなと思ったので、ぜひタイに行ってみたいと思いました」

(駐日タイ王国特命全権大使 シントン・ラーピセートパン氏)「大学生がもっともっと外国の人と交流する場を増やしていけたら、将来日本を背負って行く素晴らしい人材になると思う」
シントン特命全権大使は、今回の交流を通じて両国間の理解をさらに深めていきたいと話していました。