極早稲品種の新米の初検査が、宮城県大崎市で行われ検査を受けたコメすべてが「一等米」と判定されました。

初検査を受けたのは8月22日から25日にかけて大崎市三本木地区と松山地区で収穫されたコシヒカリ系の極早稲品種「五百川」およそ9トンです。28日は、JA古川の検査員がサンプルとして抜き取った玄米に含まれる水分の割合や粒のつや、形などを調べました。今年は猛暑による高温障害の影響が心配されたものの、検査の結果、すべて「一等米」と判定されました。
JA古川 齋藤俊之検査員:
「粒の張りもよく光沢のある良いコメだった」
コメ農家 齊藤作郎さん:
「ひと安心している。新米なのでコメ自体のおいしさだけでも十分なので皆さんにおいしく頂いてもらいたい」

「五百川」は粒がやや小さめですが、張りがあって程よい粘りがあり、JA古川管内では3戸の農家が2.2ヘクタールで栽培しています。28日検査を受けた新米は、8月31日から宮城県内の百貨店やスーパーなどで販売されます。