南三陸町で26日、「かがり火祭り」が開かれました。震災で途絶えていた灯籠流しが13年ぶりに行われ、川面が幻想的なあかりに包まれました。

南三陸町の道の駅「さんさん南三陸」で開かれた「かがり火祭り」。町の中心部を流れる八幡川では、震災で途絶えていた灯籠流しが13年ぶりに行われました。午後6時、先祖への供養と震災犠牲者への追悼や誓いが書かれたおよそ600個の灯籠が川に浮かべられると、川の護岸の上から多くの町民が見守りました。
訪れた人:「大事な人が亡くなったのとがむしゃらにやってきて、今ようやく落ち着いて、またこうして灯ろうを見ることが出来たのはとても良かった」
また、26日は祈念公園をつなぐ形で川にかかる中橋を舞台に、町の伝統芸能も披露されました。