南海トラフ巨大地震などによる災害発生に備えるため、岡山市内の小学校で市民らが参加して防災訓練がきょう(27日)行われました。


訓練は南海トラフ地震が発生し岡山市内で震度6強を観測、多くの市民が被災したとの想定で行われました。

市内の4つの小学校を会場に市民らおよそ620人が参加し、避難訓練のほか避難所がどのように運営されるかなどを見学しました。


また倒壊した建物から身近な道具で人を助け出す方法などを体験しました。

(岡山市危機管理室 河原正浩課長補佐)「他人ごとではありません。いつだれの身にも起こるものと考えています。避難ルートを確認していただくなど、前もって準備していただけたらと思います」

岡山市では実践的な訓練を積み重ねながら市民の防災意識を高め、大規模災害に備えたい考えです。