H2A47号機の打ち上げは、今年3月のH3初号機の打ち上げ失敗の影響で、5月から今月に延期されていました。対策に取り組んだ鹿児島出身のエンジニアを取材しました。
(六反田蓮さん)「自分で造った物を宇宙に送り出すことが夢だったので、今かなっている」
三菱重工業入社4年目の六反田蓮さん。日置市出身の21歳です。日本の基幹ロケット、H2AとH3で使われる第2段エンジンの製造に携わっています。
3月に種子島から打ち上げられたH3。しかし、第2段エンジンに着火せず、打ち上げは失敗しました。第2段エンジンでショートが起き着火しなかったとみられています。
H3の第2段エンジンはH2Aでもシステムが一部同じだったため、5月に予定されていたH2A47号機の打ち上げは今月に延期されました。
(六反田蓮さん)「(H3の)指令破壊という言葉を聞いた時はとても悔しかった。次の打ち上げに向けて、今自分にできることは何なのか考えて確実にやりたい」
秋田県大館市にある三菱重工業の試験場です。8月、H3の第2段エンジンの燃焼試験が行われました。試験チームは六反田さんを含めおよそ15人。打ち上げ失敗の原因とみられる「着火装置のショート」への対策の有効性を確かめ、成功すればH2A47号機のエンジンにも反映させます。
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