山梨県は人口10万人あたりの飲酒運転による人身事故が全国で最多になっていることを受け、県警が特に危険が伴う高速道路での飲酒運転防止を呼びかけました。

25日は県警の高速隊員10人が中央道下り線の談合坂サービスエリアでチラシを配布し、酒酔いや酒気帯び運転は懲役刑や罰金刑が課されることなど注意を呼びかけました。

県警によりますと、今年県内の飲酒運転による人身事故は25件で、このうち18件が新型コロナが5類に移行した今年5月以降に起きていて、人口10万人あたりの飲酒運転による人身事故は7月まで3か月連続で全国で最も多くなっています。


山梨県警 高速道路交通警察隊 守山喜英東部管理官:
高速道路における飲酒運転は重大事故に直結しますので、ドライバーや家族、被害者側の人生を狂わせてしまうため絶対にやめていただきたい。

県警はサービスエリアなどに設置してあるインフォメーションボードでも常時、飲酒運転防止を呼びかけ、取り締まりを強化して根絶を目指すとしています。