富士山の吉田口登山道が混雑し危険が生じる可能性がある場合の登山規制について山梨県警は最大8人の警察官を配置していることを明らかにしました。

山梨県は富士山の吉田口登山道が登山者で混雑し落石や転倒など危険が認められると判断した場合に場所や時間帯を問わず県警に要請して登山道を規制するとしています。

県警は通常5合目の派出所などに1人から3人の警察官を配置していますが、24日に行われた定例会見で多くの登山客が訪れる週末などは規制を見越して最大8人の警察官を配置していると説明しました。
県の安全誘導員の情報をもとに規制が必要な場合はクローラーと呼ばれる重機で専用の登山道を上がり規制場所に向かい対応するとしています。
8月11日と12日の深夜には弾丸登山で8合目付近の登山道などで仮眠や休息をとる登山者が相次ぎましたが、これまでに規制は行われていません。