“血液のがん”悪性リンパ腫の治療を経て8月から公務に復帰していた高知県土佐清水市の泥谷光信市長。転移がわかり、辞職する意向を明らかにしました。
(土佐清水市 泥谷光信 市長)
「実は脳のほうに転移しているということが分かりまして、かなりもう進行してるということでこれ以上はもう公務を続けられないと」
土佐清水市の泥谷市長。悪性リンパ腫と診断されて抗がん剤治療を受け、8月1日、半年ぶりに公務に復帰していました。しかし…
(土佐清水市 泥谷光信 市長)
「8月10日の前々日ぐらいですね。それまでは完全復帰ということで体調も良くきてましたので、これで大丈夫と手ごたえありました」
めまいや物が二重に見えるなどの症状が出たため再度検査をしたところ、脳への転移がわかったということです。
(土佐清水市 泥谷光信 市長)
「これまで本当にお世話になりましたがこのような形で辞めることは非常に私にとっては無念ではありますが、今回このような報告になりました。本当に長い間ありがとうございました。以上です」
現在3期目の泥谷市長。これまでの10年を振り返り、「地方にとっては本当に厳しい時代だがなんとかやりぬいてこられた」と自分自身をねぎらいました。25日から入院し、治療に専念するということです。
辞職願いは8月28日以降に議会に提出するということで、承認後、選挙管理委員会に辞職が通知された翌日から50日以内に市長選挙が行われることになります。この間、磯脇堂三副市長が市長の代理を務めます。
(土佐清水市 泥谷光信 市長)
「どうもありがとうございました」














