きのう(23日)、岡山県倉敷市の製油所で発生した火災についてです。火災の原因などについて検証する実況見分は、現場に消火の際に使用した泡状の消火剤が多く残っているため、きょう(24日)は行うことができませんでした。

警察によりますと、きのう(23日)午後、倉敷市のENEOS水島製油所で発生した火災は、軽油や重油を貯蔵するタンクに附属するポンプ付近に落雷し、火があがったものとみられています。

ENEOS水島製油所によりますと、落雷したポンプに最も近いタンクは点検中のため、きのう(23日)は空だったということです。

きょう(24日)は警察と消防による実況見分が予定されていましたが、現場に泡状の消火剤が多く残っていて、状況が確認できないため実施されませんでした。

警察は、現場の状況が把握できるようになった時点で検査を行い、火事の原因を調べるとしています。