村井宮城県知事が24日、東京で開かれた全国知事会議で新会長に選出されました。宮城県からの会長就任は初めてです。
全国知事会は、東京の都道府県会館で会合を開き、鳥取県知事の平井伸治会長の任期満了に伴い、新会長に村井知事を選出しました。村井知事は、東北や北海道など12人の知事から推薦を受けていて、無投票で決定しました。

村井知事:
「東日本大震災から12年半が経とうとしているこの間、全国から多くの支援をもらった。この度、会長という席に座らせてもらった以上、全国の皆様に恩返しさせてもらう気概を持ち、全身全霊をもってこれに臨む所存」
具体的な取り組みについては・・・。
村井知事:
「これからジェットコースターのように急激に人口が減ってくる。人口が減るということは、職員数を増やすわけにはいかないが、行政需要は多くなるばかり。行政のスリム化をどのようにすればいいか、47人の知事で知恵を出し合うことが重要ではないか」
任期は9月3日から2年間です。東北からの全国知事会会長就任は1975年の福島県の木村守江元知事以来48年ぶりで、宮城県からは初めてです。