警察車両で移送される浩子容疑者

 また、捜査関係者への取材に基づき、報道された浩子容疑者の「娘の犯行を止めたかったが、止められなかった」という当初の供述についても、弁護人は、そのような事実は一切ない。

浩子容疑者が知人に宛てた丁寧な文面の手紙

 浩子容疑者は「(前に娘が嫌な思いをしていたので)男性と会うことを止めたかったが、止められなかった」とは話しているとしていました。

 親子3人は捜査本部の取り調べに対し、黙秘や否認を続けているとされていますが、弁護人は24日午前、両親の黙秘について「誤解がある」として、新たに下記の事実関係、コメントを公表しました。

・初回接見時、弁護人が2人に警察に対する完全黙秘を指示
・2人と接見を重ね、概ね事実関係を把握できたので、検察に対しては黙秘を解除
・8月21日から2人は、検察には事実関係を供述
・浩子容疑者の誤った供述報道などもあり、警察には今後も黙秘を続ける。