■争奪戦の“都民割” 幸運にも予約をとれた人は・・・
争奪戦の様相になった“都民割”。SNS上には戦いに敗れた人たちが続出する事態に・・・
「都民割を使おうと宿の予約サイトへアクセスしてるけど、繋がらない」
「いや 競争率半端なくって全然取れないよ。。。」
幸運にも予約を取れた人に、話を聞くことができました。
“都民割”で宿泊予約した女性
「お昼ぐらいに都民割が始まったっていうニュースを見て。『急がねば』と思って電話をして、そしたら残り1室ということだったんで『じゃあ取ります』と」
ギリギリ予約が出来たのは、温泉旅館でした。
“都民割”で宿泊予約した女性
「(予約を)取れたときは良かったなと、うれしかったです。しばらく行っていなくて行きたいと思っていたところだったので。5000円安くなって1万円ぐらいになった。お得だなと思いました。2食付きで」
■“都民割”で10件予約を取った人も・・・一体なぜ?
さらに、こんな人もいました。
都民割で10件予約したIT業の男性(50代)
「きょう1日で10件予約が取れました。難易度はそんなに高くはなかったのかな」
なんと、都民割で10件も予約したというのです。一体なぜ?
都民割で10件予約したIT業の男性(50代)
「コロナ禍になってから在宅勤務が増えまして、ホテルを泊まり歩きながら仕事するのがいいんじゃないかなと。試しにやってみたら、すっかり習慣になってしまって」
自宅では仕事がはかどらず、ほぼホテル暮らしだといいます。
都民割で10件予約したIT業の男性(50代)
「すごく快適で、毎日環境が変わるので気持ち的にも新鮮ですし。ベッドがすごくぐっすり寝られるというか。コストも馬鹿にならないので、『もっとTokyo』を利用できるところはしたい」
■約1年半ぶりに再会された都民割 街の人の思いは様々
都民割の再開は約1年半ぶり。街の人の思いは様々です。
「私が6月末に都外に引っ越すので、今のうちにちょっと使っておきたいと。普段は泊まれないようなホテルを探しています」
「子供も小さいので、そんなに人混みのところにはいきたくない」
「伊豆七島とか行きたい」
「神津島。海きれいだし、新島は行ったことがあったので。周りの他の島は行ったことないので行ってみたい」
「民宿行ってお魚食べて“何もしない”をしたいです」
小池都知事は・・・
東京都 小池百合子知事
「ホテルなどによっては売り切れというような状況が発生していると。できるだけ色々な偏りがないようなかたちで、それぞれお選びいただければと」