愛媛県松山市の国道沿いにあるビッグモーターの店舗。開発が制限されている市街化調整区域にありますが、土地の広さが上限の約3倍に達している疑いが浮上し、松山市が調査を進めていることがわかりました。

商業施設が立ち並ぶ松山市の国道11号沿いで、ひと際目立つ大きな店舗。ビッグモーター平井(ひらい)店です。
記者
「ビッグモーターの展示車両が3つの建物の前、150メートルあまりにわたって並べられています」

展示車両がずらりと並ぶ敷地の面積は、約8800平方メートルを誇りますが、これを疑問視する声が挙がっています。
土地の開発許可に詳しい土地家屋調査士は、次のように指摘します。

土地家屋調査士
「申請の敷地面積が3000平方メートル以下だったら開発ができますよ、という条例。現在は違法状態で使われている」