2022年と23年の2度にわたって堤防の決壊による浸水被害に見舞われた静岡県磐田市では、警察と消防が浸水からの救助を想定した訓練を行いました。
「助けてくださーい」
8月22日朝、磐田市福田漁港で実施されたのは、大雨による浸水被害を想定した訓練です。この訓練は2022年と23年の2度にわたって、市内を流れる敷地川の堤防が決壊し、甚大な浸水被害が発生したことを受け行われたもので、警察と消防合わせて30人以上が参加しました。
海を浸水エリアに見立て「人が取り残された」という想定で実施された救助訓練。警察と消防は要救助者役をボートで引き揚げ、非常時の連携を確認しました。
<磐田警察署 前田卓警備課長>
「災害というのはいつどこで起きるのか分からないので、敷地川のようなことが1年の間で2回も起きたということは全く他人事ではない、いつ起きてもおかしくないということで日ごろから準備していきたいと思っています」
警察と消防はこういった合同の訓練を今後も定期的に実施する方針です。
注目の記事
「野球のために始めてみたら…」体重の2倍以上165キロ持ち上げ 島の高校生がパワーリフティング日本一

「なぜ裸?」子どもの質問に小島よしおは…1歳児の子育てに奮闘しながら実践「妻と熱量を同じに」月イチで夫婦は…トークショーで明かした“小島流子育て論”の正体

当時24歳・雑誌記者の辻出紀子さん行方不明から27年… 両親らが情報提供呼びかけ 警察官のべ3万9000人以上が捜査にあたるも有力情報は得られず 三重・伊勢市

「月に一晩ぐっすり眠る時間がほしい」24時間ケアを続ける医療的ケア児の家族 病床削減問題が照らした数字では見えない親の声

「2歳の頃はママ・パパと呼んでくれていたのに」 主に女の子に発症する難病“レット症候群” 今は会話も食事も難しく… 根本的治療法がない先天性の神経疾患

愛するちいちゃんは見知らぬ男性に突然命を奪われた SNSで知り合った男に娘を殺された父親の22年間の苦悩と命の教え【前編】









