大群でハンターを襲撃 キイロスズメバチ

千葉県・野田市の雑木林に囲まれた住宅の方から駆除の依頼を受け、ハンターが向かいました。
物置として使われている建物の、天井をのこぎりで切り崩すと・・・

ハンター歴7年「みどり産業」松原暢明氏:
あった!真上だ!

直径30センチほどの大きな巣を発見。
ハチを掃除機で吸い取りつつ、丁寧に切り落としてこの巣の撤去は完了。

しかしこの建物には、2階の軒下にも大きな巣が。
ハンター歴7年「みどり産業」松原暢明氏:
マックス怒ってるね。めちゃくちゃ怒ってる。500~600匹はいるよ。この攻撃量は今季最大かもしれない。秋の攻撃力みたい。
攻撃性が非常に強い「キイロスズメバチ」。作業開始直後から大量のハチがハンターを襲います。
高所と雨という悪条件の中、ハチの猛攻に耐えながら作業を進め、約40cmという大きな巣の撤去を完了しました。
依頼者:
外にあるだけだと思っていて、中にもあるとは思っていなかったので、びっくりしました。これで安心して明日から過ごせます。
一軒に2つの巣があることも 引っ越しシーズンに要注意

スズメバチは働き蜂が増えてくると“引っ越し”をします。
初期は土の中・天井裏・壁の中など外敵に狙われない閉鎖空間に巣を作りますが、その後7月から8月にかけ、軒下や木の枝など開放空間に引越しをして巣を大きくするのです。
スズメバチの引越しシーズンは、見える場所以外にも出入りしている可能性があり、細かくチェックすることが大切。
中村氏は、「巣を天敵から守ろうと凶暴化しているので、駆除は自分でやらないように」と話しています。