半導体関連の人材育成のため熊本大学が進めている新たな、学部にあたる組織の設置について文部科学省から正式に認可されたことが明らかになりました。
8月21日の会見で熊本大学の小川久雄(おがわ ひさお)学長は来年度、新設予定の「情報融合学環(がっかん)」と「工学部半導体デバイス工学課程」の開設について7月31日に文科省から正式に認可されたと発表しました。

「情報融合学環」はデータサイエンスを基本として半導体製造過程の管理を学ぶコースなどがあり、「工学部半導体デバイス工学課程」は半導体の製造技術など国内の大学で初となる半導体に特化した教育課程です。

熊本大学は5年後に150人の卒業生を半導体関連企業に輩出することを目指しています。