■プロ野球 DeNA 0-2 阪神(20日・横浜スタジアム)
3位・DeNAは今季8度目の完封負け。今カードは首位・阪神に負け越しで、さらに今季の阪神戦は7勝13敗となり、2年ぶりのシーズンの負け越しが決まった。チームは54勝52敗3分の貯金2。阪神とのゲーム差は11に広がった。
今季17度目先発のトレバー・バウアー(32)は、8回120球を投げ、9安打2失点、6奪三振の好投も、この日は打線の援護がなく4敗目を喫した。
立ち上がりは3者凡退に抑えたが、2回は1死からノイジーにヒット、佐藤輝に二塁打を許し一・三塁のピンチに。続く坂本は三ゴロでノイジーを走塁死に仕留めるも、木浪にライトへのタイムリーを浴び、先制点を奪われた。さらに4回は先頭・佐藤輝のヒットからバントを決められると、木浪の二ゴロ、先発・伊藤将のタイムリーで0-2。
打線は伊藤将に対して、1回は3者凡退。3回は2死で佐野恵太(28)がヒットで出塁も、続く大田泰示(33)が空振り三振。2点を追う4回は関根大気(28)、牧秀悟(25)が続けて左飛に打ち取られ、ソト(34)が三塁線を破るヒットを放つが二塁でタッチアウト。序盤から好機を作れず無得点が続いた。
バウアーは5回2死で大山にヒットを許すもノイジーを見逃し三振。6回は佐藤輝、木浪を空振り三振に仕留めるなど3者凡退に抑え、打線の反撃を待つ。
伊藤将を攻略できずに終盤を迎えた打線は、7回1死で牧とソトが連打でチャンスを作ったが、大和(35)がショート併殺打に倒れた。8回は2死でバウアーの代打・山本祐大(24)がヒットを放つも、佐野が投ゴロ。
9回はバウアーからバトンを受けた山﨑康晃(30)が登板し、3者連続の三振に抑えた。9回の打線は伊藤将に対し、大田と関根が内野ゴロ。続く牧がライトへのヒットで意地をみせ、最後はソトが逆方向へ大きなフライを放ち、ライトスタンドのファンも総立ちとなるが、あとひと伸び足りず右飛に倒れゲームセット。














