■MLB エンゼルス 7ー6 レイズ(日本時間20日、エンゼル・スタジアム)

ハリケーン「ヒラリー」の接近により、急きょ珍しい前倒しのダブルヘッダーとなったレイズ戦、第1試合。エンゼルス・大谷翔平(29)は「2番・指名打者」で出場。など3打数無安打1四球で打率は.305となった。

試合は2点を先制されたエンゼルスが序盤で6得点を奪い逆転。1点差まで詰め寄られたが4人の継投で逃げ切った。124試合を終えたエンゼルス(ア・リーグ西地区4位)は、61勝63敗で借金を2に戻した。

前日19日(日本時間)は延長戦、この試合はダブルヘッダーと休息の時間が短くなった大谷、1回の第1打席、レイズ先発、T.グラスノー(29)に空振り三振。前日の満塁ホームラン後から今季初の4打席連続空振り三振となった。

2対2の3回、第3打席、甘く入ってきた外角高めのスライダーを強振したが高く上がったレフトフライ。打球角度が40度とボールの下を叩いてしまい、大谷もミスショットに打った瞬間悔しい表情を浮かべた。

4回の第3打席、内角のスライダーを引きつけて逆方向へ弾き返したが今度は打球角度が23度とレフトライナーに倒れた。

レイズ2人目、J.ディークマン(36)との対戦となった7回の第4打席は四球。7対6と1点リードの場面、無死一、二塁で4番・M.ムスタカス(34)の打席で2塁走者の大谷が盗塁を仕掛けたがムスタカスが打ってセンターフライ。大谷は戻れずダブルプレーとなった。