女川原発で事故が起きた場合を想定し19日、地元町民が参加してスマートフォンの避難支援アプリを使った実証訓練が行われました。

原発事故を想定した訓練には、女川町民ら50人が参加しました。

スマートフォンの避難支援アプリでQRコードを読み取り、内部被ばくを抑える安定ヨウ素剤のアレルギーに関する説明を読んでいました。

このアプリは、県が独自に開発したもので避難に必要な手続きの時間や人員を削減できるとしています。

女川町民:
「スマートフォンの使い方をよく知らないので大変だったが、教えられながら何とか」

19日の訓練では、アプリを使って4割程度、時間が短縮できたということです。

県では、9月にもアプリの運用を始める方針です。