新年を迎える準備です。

宮城県岩沼市の竹駒神社で、社殿にたまった汚れを落とす「すす払い」が行われました。

岩沼市の竹駒神社では、毎年この時期に社殿に溜まったほこりや汚れを落とし、新年を迎える準備「煤払い神事」を行っています。

4日は神職や巫女、合わせて20人が身を清めたあと、竹の先に笹を束ねて作った長さおよそ5メートルの特製のほうきを使って、天井や梁などに溜まったほこりを払い落としていきました。

また、神の使いとされる白い狐の像「白狐」を丁寧に拭き清めていました。

竹駒神社・平澤紀穂権禰宜:
「来年は午年ということで、力強く駆け抜ける馬のように活気のある年に、また飛躍の年になればと思う」

竹駒神社では、この後もしめ縄のかけ替えや大絵馬の奉納など新年を迎える準備が続きます。竹駒神社は馬と深い縁があり正月3が日には例年より5万人多い45万人の参拝を見込んでいます。