総務省が度発表している「家計調査」をご存じですか?各都道府県を対象に2人以上の世帯の食品などの購入費用の平均を調査し、政令市と県庁所在地の52市がランキング形式で発表されています。

2020年からの3年間の平均をだしたランキングでは、ぶどうや桃は岡山市はそれぞれ2位3位と上位にランクイン。

そんな中、岡山市が唯一1位になったジャンルがあるんですが…乳飲料なんです。なぜ岡山が1位なのでしょうか?

(訪れた客)「孫がお茶代わりに」「味がいいね、安いし」「(子どもたちが)毎日飲んでいます。2リットル一本買って3~4日で飲むくらいですかね」

甘くておいしいコーヒー牛乳などの乳飲料。乳飲料とは、牛乳とは違い生乳や乳製品を主原料に、コーヒーや果汁、ビタミンなどの栄養素など、乳製品以外のものを加えた飲み物のこと。

2020年からの3年間で乳飲料の購入費の平均が、岡山市は全国1位。国の調査によりますと購入費は年間3789円で全国平均の1.5倍ということがわかりました。
全国で最も乳飲料を飲んでいる、その理由はどこにあるのでしょうか。

(訪れた客)「岡山県は牧場が多いでしょ、蒜山とか」
全国の乳用牛の頭数をみると岡山県は10位。県内には複数の乳業会社があり酪農県であることが理由なのでしょうか。県内の乳業会社に理由を聞いてみたところ…

・県内の会社が多く地元商品の種類が多いから?
・ジャージー牛がいる岡山県。乳製品への親しみが強いから?
と製造会社も「はっきりした理由は分からない」との反応でしたが、地元産の商品が身近に多いことが関係しているのかもしれません。