岡山県倉敷市の住宅で、珍しいバッタをつかまえたとRSKに連絡がありました。つかまえたのは小学1年の女子児童。いったいどのようなバッタなのか、見せてもらいました。

ケースの中に見えるのがその「珍しい」バッタです。ふつうは緑色ですが黒っぽい色をしていて、きょう(18日)午前に脱皮したということです。

バッタは今週月曜日(14日)、倉敷市羽島の小学1年生・渡辺あかりさんの母親が自宅の庭で見つけ、あかりさんがつかまえました。

(黒いバッタをつかまえた渡辺あかりさん)「緑しか見たことがないけん、へえ~珍しいな、なんで黒がいるんだろうと思って」

つかまえた日は父親の智也さんも休みだったため、娘に呼ばれて黒いバッタを見せられた時は驚いたそうです。

(あかりさんの父 親渡辺智也さん)「初めて見たのですごくびっくりしましたし、このバッタを一緒に飼育して夏休みの思い出にできればなあというふうにはすごい直感で思いました」

今週火曜日(15日)にあかりさんと智也さんが倉敷市立自然史博物館に持参して見てもらったところ、その時点では「おそらくトノサマバッタで、100匹のうち数匹現れる色素の変異で黒くなった幼虫ではないか」ということでした。

(渡辺あかりさん)「毎朝早く起きて、死んでないかな、生きてるかな、大丈夫かなとかって見ていろいろお手伝いしてあげたい」

大きくなっても真っ黒ならとても珍しいということで、あかりさんはこれからも観察しながら育てていきたいと話しています。