アメリカイェール大学助教授の成田悠輔さんが講演し、SDGsの実現に向けて地域ブランドを作ることの重要性を強調しました。

県庁防災新館で開かれた山梨県主催のこのセミナーは、県内の企業が出席しSDGsへの取り組みを通じて企業価値を向上させることや持続可能な山梨を実現させることがテーマとなりました。

米イェール大学助教授 成田悠輔さん:
(SDGsの)目標をなぜ自分が重要だと思うのかとか、なんのためにやりたいのかという感情の流れが(このセミナーでは)あまりないなという感じがした。本当にSDGsにみなさん興味あるのかをまず伺いたい。

セミナーではイェール大学助教授で経済学者の成田さんが講演し、愛媛県の今治タオルを例に、地域ブランドを作ることなどの重要性を強調しました。

そして地域や産業単位でブランドを創出することが中小企業などを活性化し地方創生につながるのではないかと指摘しました。

また、富士山がある山梨は危機管理が重要な地域だとして防災の強化が企業の事業継続にも大切だと話しました。