交通ルールをよく理解していなければ、うっかり交通違反をしてしまいそうな道路は、結構存在します。よく見かける縞模様に塗られた「ゼブラゾーン」のある道路。この「ゼブラゾーン」は何ためにあるのでしょうか?そして、ここを通行すると交通違反になるのでしょうか?
現場に行ってみた・・・
高橋未来記者:
「こちら片側2車線の道路なのですが、1車線がゼブラゾーンになっていまして、次の信号の手前でゼブラゾーンが終わっています」

仙台市太白区八木山南にある片側2車線の道路。2車線のうち一車線が徐々にゼブラゾーンになっていき、バス停のあたりでは、完全に1車線になっています。そして、信号の前でゼブラゾーンは消えますが、ほとんどの車はこのゼブラゾーンを避けて車線変更などをしながら走行しています。中にはそのまま通っている車もあります。

このようなゼブラゾーンはよく見かけますが、ポールなど、進行を妨げる物もないのでなんとなく入ってはいけないように感じますが…。
近所の人にゼブラゾーンのあるこの道路を普段どう走っているか聞きました。
近くに住む人:
「(ゼブラゾーンを)よけて走っていました。銀行があるし、それでこういう風にしていたのかなと思ってはいたんですね」
「銀行あって、小学生の通学路だしね。そういう関係なのかな。スピード緩めなさいって意味かな」
「避けますよね。基本的には」

みなさんゼブラゾーンをきちんと避けて走行していましたね。では、なぜこの場所にゼブラゾーンが設けられたか、宮城県警の担当者に聞きました。