お盆シーズンにクラゲが増えるワケ

最近は、お盆シーズンにクラゲの被害を多く聞きます。
なぜ、お盆の時期にクラゲの被害が多いのか、山形県鶴岡市加茂水族館の奥泉和也館長に聞きました。

一般的に人を刺すようなクラゲの場合、餌を食べて成長し、7月から8月に大きくなって目立つようになります。
「お盆前後に被害が多いのは、たくさんの人が海に行きクラゲとの接触機会が多くなるからではないか」と話しています。

地域によってクラゲの種類は異なるので、ライフセーバーなど、地元の海を管理している人に、その時の海の状況を聞いておくと良いと言います。また事故対策として、ラッシュガードなどの事故対策も忘れずにしてほしいということです。

クラゲに刺されたときは・・・


では、刺されてしまった場合どうすればいいのでしょうか。

≪ハブクラゲ≫
▼海からすぐに上がって刺された部分は絶対にこすらない
▼酢をたっぷりかける
 ※ハブクラゲの毒針の発射を止める働きがある
▼触手を手でそっと取り除く
▼痛いときは、氷や冷水で冷やす

≪カツオノエボシ≫
▼海水で触手などを洗い流し、氷や冷水で冷やす
 ※カツオのエボシの場合は酢は絶対に使わない

どちらの場合も、刺された場合は必ず病院に行ってください。

恵俊彰:
初めて行く海水浴場では、「この辺はどういうクラゲが出るんですか?」とか聞いておいた方がいいかもしれないですね。

(ひるおび 2023年8月18日放送より)