「FIBAバスケットボールワールドカップ」日本代表に選出された富山第一高校出身の馬場雄大選手。15日のアンゴラ戦でも活躍しましたが、現在の調子、そしてワールドカップへ意気込みを聞いてきました。

佐藤優里アナウンサー:「今月開幕する男子バスケットボールワールドカップに向けてこちらの会場では代表選手たちが直前練習に励んでいます」

16日公開された男子バスケットボール日本代表の練習。国際強化試合翌日にも関わらず、コートには精力的に練習する馬場選手の姿が…。

15日行われたアンゴラ代表との国際強化試合。後半、リードを許す展開で流れを変えたのが馬場選手でした。

相手のプレッシャーをものともせずボールを運び、アシストをすると試合終盤には、パスカットから華麗なステップで得点を決めます。

この試合、馬場選手は17分間の出場で10得点2アシストを記録するなど日本の逆転勝利に貢献しました。

馬場雄大 選手:「気持ちが前面に出たって感じですかね、昨日の試合は勝ちたいって思いが前面に出たプレーだと思うので」

17日の練習ではスリーポイントシュートを重点的に練習。NBA入りを目指して日本を離れてから4年。まだその夢には届いていません。練習時間終了ぎりぎりまでシュートを打ち続けていました。

馬場雄大 選手:「このワールドカップの活躍が僕のキャリアを左右すると思うので自分の代表キャリアも考えながら向かう大会だと思うので、日の丸を背負うことに責任を持って戦っていきたいなと思います」

さらに、馬場選手はもう一つ背負っているものがあります。前回開催された2019年のワールドカップはNBAプレーヤーで同じ奥田中学校出身の八村塁選手とともに出場しましたが、今回八村選手は出場を見送る決断をしました。

馬場雄大 選手:「塁がプレーしない以上、やっぱり富山を代表するのは僕だと思うので、富山を背負っているという思いでやりたいですし、塁の分まで頑張れたらなと思います」

富山を背負って日本を背負って9日後のワールドカップに挑みます。