岡山県真庭市に、晩夏にお勧めのスポットがあります。少したどり着くのに苦労はしますが涼しさを味わえるその名も「鬼の穴」です。


真庭市にある「神庭の滝」です。豪快な水しぶきが涼しさを感じさせてくれますが、他にも納涼スポットがあるんです。

それがこの「鬼の穴」です。

(神庭の滝 職員 谷口昌史さん)「こちらが鬼の穴です。奥行き75メートル、高さ8メートルの岩の洞窟になっています」


鬼の穴は石灰岩が浸食されてできた洞窟で、真庭観光局によりますと内部の温度は20度以下なので、暑さの厳しい夏にはとても涼しく感じられます。ただ、ここにたどり着くのがけっこう大変です。

管理事務所近くの登り口から100メートルほど高い場所にあるため、急な坂道を登らなければなりません。それでも、その後に感じる涼しさは格別なようです。

(大阪からの観光客)「上がって来た時やっぱり涼しかった。やっぱりいいですね、最高ですね。はぁ~、やっぱり疲れますね」

滝だけではなかった「神庭の滝」の納涼スポット。訪ねてみる価値がありそうです。

(神庭の滝 職員 谷口昌史さん)「神庭の滝に来られた時には鬼の穴。上がるまで大変ですけど、中に入るととても涼しいのでぜひ上がってみてください」

往復に40分ほどかかるため、鬼の穴に向かう最終の時間は午後4時と決められているそうです。