イベントやホテルの宴会などに登場する氷彫刻。どうやって作っているかご存じでしょうか? 氷の彫刻の世界大会で何度も優勝した職人に密着。実はホテルの従業員なんです。
世界大会で優勝する51歳
都内のホテルの宴会場に運び込まれたのは、135キロの氷の塊。

お盆の連休中で、たくさんの子どもが見ている中、始まったのが、氷彫刻、アイスカービングのライブショーです。

削るのに使うのはチェーンソー。削られた氷が高く舞い上がります。
大まかに削ると、今度はノミを使って細かく形成していきます。

迷いなくどんどん削っていきますが、設計図は頭の中にあります。一体何が出来上がるのか?
作っているのは、西武・プリンスホテルズワールドワイド アイスカービング担当の小阪芳史さん、51歳。

その作品が、世界で高い評価を受けているのです。
2013年にフィンランド、2014年にはスロバキアでの大会で優勝。

最近では、国内の2つの大会でも優勝しました。

作り始めてから20分ほどで形はほぼ完成。さらに細かな装飾を加えていきます。作っていたのは金魚。細かなうろこを一枚一枚彫っていきます。

そして仕上げです。バーナーで氷をあぶり始めました。
表面を融かすことで、氷が透明になるのです。

小阪さん「完成しました。ありがとうございました」
今回の作品は、高さ1メートルの金魚と花火。今にも泳ぎ出しそうな躍動感と迫力。細かなひれの動きや、うろこなど、繊細さもあります。

男の子「迷いのないチェーンソーを動かす素早さが、かっこよかったです」
女の子「ガリガリってやっているところが、パキッって今にも割れそうで、すごいプロなんだなと思いました」
この氷彫刻は触っても大丈夫。展示中もどんどん融けていますが…

小阪さん
「氷は融けて無くなっていくもので、はかないんですけど、そこが氷彫刻の魅力だと思います」














