気象庁は午後4時40分、重大な災害の起こるおそれが著しく高まっているとして、警戒レベル5相当の「大雨特別警報」を鳥取県東部に発表しました。

命の危険が迫っているため、直ちに身の安全を確保しなければならない状況です。

気象庁は午前7時40分、岡山県、鳥取県で、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いていると発表。鳥取県では未明から猛烈な雨となり、気象庁からの記録的短時間大雨情報の発表が相次ぎました。

鳥取市佐治では1時間雨量97.5ミリの観測史上最大を観測。

午後6時20分までの24時間雨量も観測史上最大の487.5ミリを記録しています。

気象庁は午後4時42分に大雨特別警報を発表。鳥取県では、鳥取市全域と鳥取県八頭町に警戒レベル5の緊急安全確保が発令されていて、対象は18万人以上となっています。