仙台市内での救急患者の搬送先がすぐに決まらない救急搬送困難事案は、今月13日までの1週間で129件と3週連続で100件を超えました。
救急搬送困難事案は、救急患者の搬送時に、医療機関への受け入れ要請を4回以上行い、かつ、現場に30分以上とどまったケースを指します。

仙台市消防局によりますと、今月7日から13日までの1週間に発生した救急搬送困難事案は3週連続で100件を超える129件で、前の週より6件増えました。このうち、新型コロナ感染が疑われた事例は26件でした。

暑さによる体調不良や熱中症の疑いなどでの救急が増えていて、仙台市消防局は「医療機関のひっ迫を防ぐためにも、早めに近くの病院などに相談を」としつつも、「緊急を要する場合は迷わずに救急車を呼んで欲しい」と呼びかけています。