特殊詐欺の被害から地域の人を守ろうと、警察や高校生らが岡山市北区の銀行の支店で啓発活動を行いました。

岡山中央警察署が実施した特殊詐欺被害防止の啓発活動で、山陽学園中学・高校の生徒やボランティアなどが参加しました。警察によりますと県内では、6月までに88件の被害が確認されていて、そのうち高齢者は72%を占めています。啓発は年金支給日に合わせて行われたもので、ポスターの設置や啓発グッズを配布するなどして注意を呼びかけました。

(参加した山陽学園中学高校の生徒)「特殊詐欺にあわない地域になったらうれしい」

(岡山中央警察署生活安全課 小池昌広課長)「高校生をはじめとした地域のみなさまの力を借りて、特殊詐欺の被害を少しでも未然に防げたらと期待しています」

警察では、今後も地域の人と連携して特殊詐欺の被害防止を啓発していくとしています。