17歳以下の将来有望なラグビー選手が集まる、日韓中ジュニア交流競技大会の日本代表メンバーに、富山県立砺波高校2年の宮川侑大選手が選ばれました。190センチの巨体から繰り出されるタックルは圧倒的ですが、実は高校でラグビーに出会ったばかりというルーキーなんです。

U17日本代表に選ばれたのは、砺波高校ラグビー部2年の宮川侑大選手。

身長190センチ、体重101キロ。チームメイトと比べてもひときわ目を引く体格です。

8月23日から始まる「日韓中ジュニア交流競技会U17」。その日本代表に県内で初めて選ばれました。

砺波高校ラグビー部 宮川侑大選手:「うれしいですし、もっと責任感とか頑張らなきゃと。誰よりもタックルいって誰よりも動いて、気持ち出してやっていきたいです」

宮川選手は先月、長野県で行われた代表選考を兼ねた大会に北信越代表として出場。全国屈指の選手200人近くから関係者たちの目にとまったのです。

関係者を釘付けにした宮川選手の一番の持ち味は…圧倒的なこのタックルです。

宮川選手:「人とぶつかる時が一番楽しい。ラグビーしている時だったら性格が変わるというか、脳内でめちゃくちゃ覚醒します」

そんな宮川選手ですが、実はラグビーを始めたのは高校から。選手歴はわずか1年半ほどなんです。

宮川選手は小学生から中学生まで柔道に打ち込んでいましたが…進学した砺波高校の柔道部はまさかの休部中。

宮川選手:「先輩にラグビー部で活躍できるから、ラグビー部来いよと言われて、そのまま信じてラグビー部に入りました」

入部当初はルールもわからなかったといいますが、すぐに体をぶつけ合う激しいプレーにのめり込みます。入部わずか半年後の花園・県予選決勝でも…

初心者とは思えない豪快なタックル。誰よりも負けず嫌いで貪欲な宮川選手。急成長しながら夢をふくらませています。

宮川選手:「ここで選ばれて終わりじゃないので、U17で活躍して、大学でもラグビー続けて活躍して、ワールドカップ今やっていますけど出たいです」