運営母体はコミケを愛してやまない約3000人のボランティアたち!

南波キャスター:
私はこの本にハマっちゃってずっと読んでいましたが、『フォロワー10万の人を連れていける店』という“日本で唯一”のゴシップ系グルメ誌。“超業界通”が製作ということで、あの某週刊誌の記者とテレビ関係の人たちが協力して、こんな本を作った。ちょっとゴシップも書かれていて、ホランさんはずっと熟読…。

ホランキャスター:
熟読していました。皆さんゴシップ大好きですよね。下世話な本でございます。だから、ここに行ってはいけないという指標になりますよね。

日比キャスター:
ここに行ったらいるぞ、と。見てるぞ、と。

ホランキャスター:
そうなんです。もちろんグルメの情報もありますが、それ以外に、ここにどういう人たちが来ていたかとか、何となくぼかされて書かれているエピソードが面白い。

日比キャスター:
お店のただの紹介じゃない、っていうね。その先の何かを伝えてる。

ホランキャスター:
ストーリーがあるんです。南波さんは、行ったことがあるお店が書いてあったということで…。

南波キャスター:
ありました、1個、2個、3個ぐらい。近くのイタリアンで、よく行くところが。でもいいお店が多くて、全部おいしそうなので、ゴシップとして楽しむのはもちろんですが、お店の参考としてもいいかなと。

ちなみに、プライベートの目撃例が少ないあのアイドル声優たちがライブ終わりや普段使いにワイワイとやる店とか、いろいろそういうコメントや誘い方も書かれているんですよ、これ。

西麻布で肩肘張らない個室焼肉行きませんかと誘うとよさそうです、とかね。

日比キャスター:
南波さん、本気で参考にしてますね。

南波キャスター:
これはもう買って持って帰ります、はい。

日比キャスター:
引っかかるタイプですね、多分南波さんは。

南波キャスター:
気をつけます。

続いてコミケはどういう人が運営しているのかというと、会社というよりも、運営母体はボランティアなんです。

しかも3000人ぐらいの方で、“任務”はさまざま。総本部とか、会場内とか、会場外とか細かく分かれていて、皆さんが皆さんの思いでボランティアで運営されている。これもまたいいですよね。

ホランキャスター:
収益としてはもちろん、すごい経済的効果もありますが、それを運営しているのはコミケを愛してやまない人たち。こういうコミュニティによって作られているわけですよね。

ハロルド・ジョージ・メイさん:
やっぱりコミケっていうのは簡単に一言で言うと、思い出作りのために行くじゃないですか。だからこういうボランティアの方も、ある意味すごく思い出になると思います。

いいですよね。みんなで作ってみんなで楽しむという。あんな炎天下のなかでも俺は頑張ったんだぞ、とあとから言えるように。素晴らしい試みだと思いますよ。

ホランキャスター:
ちなみに、メイさんの手元にはツナ缶の本がありまして。どうですか、経営者的には?

ハロルド・ジョージ・メイさん:
これ、すごいですよ。めちゃくちゃ参考になるのは、同じツナ缶でもデザインだけではなく、中身のツナの入れ方はどのようにしているのかとか、おいしそうな入れ方、そうではない入れ方、いろいろあるんだなと。やっぱりマーケティングですよね、最終的には。

ホランキャスター:
ぜひ皆さん、いつか行ってみてください。