無病息災を祈願する八坂神社の祭り『脇岬祇園祭』は8月初旬の土日の2日間行われていましたが、今年はお盆に合わせて1日だけの開催です。

神輿が神社から出されました。


大名行列が町内を進み、集落の中心部、四角(よつかど)と呼ばれる場所で神輿も休憩します。
その間、住民たちは無病息災のご利益を得ようと神輿の下をくぐり抜けます。
シューシューという声で 力強く箱を受け渡す『下馬』


祭りの見どころのひとつが『ばんば』です。
先端に白い長い毛が付いた毛槍を力強く振り回し、受渡しをしながら思い思いの言葉を叫びます。


もともと2日間だった祭りを今年は1日で行うため、八坂神社から出した神輿は脇岬神社まで移さず『下馬(げば)』と呼ばれる挟箱(はさみばこ)を受け渡す “儀式” だけを脇岬神社の下で行います。

この日も30度を越す炎天下。担ぎ手も精一杯の奉納をします。