山口県下関市と土地の賃貸契約が2024年3月までとなっている遊園地、「はい!からっと横丁」の跡地利用が決まりません。下関市は、2023年10月末で閉園する遊園地の継続も含めて再検討する方針です。


下関市の前田晋太郎市長が会見で明らかにしました。

関門海峡沿いにある「はいからっと横丁」は2013年9月にオープンし高さおよそ60メートルの観覧車などが人気です。


土地の賃貸契約は2024年3月までで2023年10月末で閉園し運営会社がさら地にして市に返還することになっています。

下関市は、遊園地跡地とその隣接地で新しく事業をする民間事業者を公募し、1件の応募がありましたが事業内容などが選定基準を満たさなかったとして決定しませんでした。


市では、改めて公募内容を検討したり「はい!からっと横丁」の継続をさぐるなど時間がないなかで計画の見直しを迫られています。



前田晋太郎 下関市長
「一番いけない状態というのはさら地であり続けることが街の賑わいにはよくないわけですから(遊園地の)継続を含めた話し合いというのは私は十分前向きに考えていいのかなと思っています」

再公募の時期は未定で下関市では、早急に関係機関と話し合いたいとしています。