家族や親戚が集まるお盆休みに合わせ、長野県須坂市では空き家の管理や処分に悩む人たちを対象にした相談会が開かれました。

相談会には、須坂市内に空き家を所有する人など12組が訪れ、司法書士や不動産の専門家が対応しました。

市内の空き家はおよそ700軒にのぼり、所有者のわからない物件への対策が課題になっています。

相談会では空き家を手放したいという人が多かったということで、担当者は中古住宅を借りたい人や購入したい人に情報を提供する「空き家バンク」への登録などを勧めていました。

実家が空き家になっているという女性は「草刈りや家の老朽化が大変でお金がかかりますし、いろんな情報を教えてもらったので、一つひとつ研究してやっていきたい」と話していました。

市の担当者は家族や親戚が集まる機会に、空き家の利用や処分について検討してほしいと話していました。