520人が犠牲となった日航機の墜落事故からあすで38年を迎えます。現場近くの川では遺族らが灯籠を流し、犠牲者への祈りが捧げられます。
墜落現場となった「御巣鷹の尾根」のふもとの河原です。
先ほどから明かりがともされ始めた灯籠は520人の犠牲者をいたむもので、メッセージなどが書かれています。
それらを川に流す「灯籠流し」は毎年、事故の前日にあたる8月11日の夜に行われていて、今年は4年ぶりにコロナが流行する前の規模に戻しての開催となりました。
事故で息子をなくした美谷島邦子さん(76)
「遺族同士もずっと電話と手紙で会いたいね、会いたいねって言いながら過ごしていました。また次の世代に命の大切さを伝えていきたいなという思いでいっぱい」
灯籠流しはおよそ20分後に始まる予定です。
注目の記事
『あの外国人女性はどこに?』1970年万博パビリオンで忘れられない出会い 77歳男性の願い叶うか―― 55年ぶりの万博で起きた奇跡に密着

「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 「使命感で」体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発、また透析生活…次に命をつないだのは-

【クマ襲撃】被害者の9割が顔面損傷…鼻がなくなり骨は粉砕「体を大きく見せようと立ち上がって…」医師が語るクマ外傷の実態 47歳男性はあの日を境に人生が一変

原因はまさかの“ヘビ”…変電所内で体長約1.5m、焦げた状態で見つかる 県西部で約7100世帯の停電 富山

【1300年ぶり天体ショー】“一生に一度の輝き” 緑に光る“レモン彗星”最接近へ 島の天文台館長が伝授「日の入り後1時間」の勝負

